いやほんまに。
『この家はゴミ屋敷ですか?』
自分で問うたわけですよ。
「はいそーです‥。そーでした…。ごめんなさい」
もうそれ以外に何も言えませんよ。情けないったらありゃしない。


バーゲンなんぞで女子が買い物をするわけです。
お気に入りのワンピースがあったとしましょう。ええ感じの春物のパンツも見つけましたよ。
プラス、アクセサリー等の小物を少々。バーゲンですから。買い漁るわけです。
この女子の買い漁った衣服の入れ物。ちょっと大きめの肩にかけるような紙袋。
そんな紙袋が2つと半分。
ものの2時間足らずでそんだけの捨てるものがドッサリバッサリ。
はい。いっさいがっさい捨てましょう。数年前、この部屋に引っ越して来てから開けたことの無い段ボール箱が数箱。
全て捨てましょう。


奥村愛子さんのアルバムをBGMに片付け中、感傷的なモノがちらほら。一瞬、脳内思考が停止。ちょっぴり後ろを振り返る。
や、振り返ったっていいんだよ。そう思う。
振り返らないとわからないこともあるし、振り返ったからこそ、生まれ変われる時もある。
自分で『振り返ってる感』がわかっていればいいんだ。『同じ事の繰り返し』じゃなかったらいいんだ。
もうあんなバカな事は二度としたくない。男として。絶対に。これはもう、絶対やねん。
そんな全てを見据えて、変われないとダメだな。うん。
なんだかほんまに変われる気がしてきた。ほんまに。
ほんまのほんまに。

虹色ナミダ

虹色ナミダ